胃がん・胆道がん・膵臓がん・大腸がんを採血で調べることができます
(この検査は保険診療の対象ではありませんので自由診療となります)
検査料金 | 78,000円(税別) |
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検査方法:採血(5㎖)のみ
(事前の食事制限や薬剤投与などはありません。)
検査結果:3~4週間以降となります。
*日曜日・祝休日は検査を行っていません。
(この検査は保険診療の対象ではありませんので自由診療となります)
5㎖の血液から9割の感度で「がん」を発見します。
日本人の2人に1人が「がん」にかかり、3人に1人が「がん」で亡くなっています。
「がん」は年を取るにつれてかかる可能性が高くなる病気です。
生涯で考えると、男性で約62%・女性で約46%が「がん」にかかると言われており、だれでもかかる可能性のある病気です。
がんなどによる体の反応を遺伝子レベルで測定できる、『マイクロアレイ』という新しい技術を利用して、がんの有無を判別しています。
がん細胞を攻撃する際に生じる遺伝物質(mRNA)のパターンを測定し、がんの有無を遺伝子レベルで判定します。
遺伝子レベルでの生体反応を測定して、早期がんの発見・治療につなげます。
一般的な遺伝子(DNA)検査は『将来「がん」になりやすい体質かどうか』を調べますが、本検査では今 発生している「がん」を検出します。
90%を超える高い検査精度・・・早期のがんにも高い感度を示し、早期発見・治療につながります。
同時に検査できる・・・・・・・・一度の採血で、膵臓・胆道・胃・大腸の4つの「がん」を検査できます。
部位別に判定できる・・・・・・・臓器別(膵臓・胆道・胃・大腸)で判定されます。
簡単・安心の検査方法・・・・・・検査は1回の採血(5㎖)のみ。事前の食事制限や薬剤の投与などはありません。
Q.この検査では何がわかりますか?
1度の採血で4つの消化器系の「がん」が体内にあるのか無いのかを同時に判別します。
早期発見が難しいとされる「膵臓がん・胆道がん」、罹患数が多い「胃がん・大腸がん」を遺伝子レベルでチェックします。
Q.「がんになりやすい体質」が分かりますか?
いいえ。
この検査は、採血時における「がん」の有無を判別する検査です。
「がんになりやすい体質」かどうかを判別するリスク検査とは異なります。
Q.検査はどのように行われますか?
ご来院いただき、採血(5㎖)のみしていただきます。採取した血液は専門の検査機関にて検査を行います。
Q.検査を受ける際に事前準備などはありますか?
事前の食事制限や薬剤の投与などは必要ありません。
Q.検査を受ける際の注意事項はありますか?
病歴や投薬中の薬によって正しい結果が得られない場合があります。詳しくは医師までお問合せください。
Q.検査の結果はいつわかりますか?
3〜4週間ほどで判定結果が出ます。
Q.結果が陰性でしたが、将来的にがんが発病する可能性はないと認識して良いですか?
この検査は採血時におけるがんの有無を判別する検査です。したがって将来の「がん」の発症を予測するものではありません。医師と相談の上、概ね1年毎の定期的な検査をおすすめします。
Q.結果が陽性だった場合はどうしたらいいですか?
検査結果を参考に医師と相談の上、精密検査を受けられる事をおすすめします。本検査結果はがんであるかどうかを確定するものではありません。
Q.検査結果はどのくらい信頼できますか?
臨床研究では、消化器系がんに対する本検査の感度と特異度はいずれも90%以上でした。本検査結果はがんであるかどうかを確定するものではありません。
【参考論文】Differential gene expression profiling in blood from patients with digestive system cancers.
2010, Biochem. Biophys. Res. Commun. 400(1):7‐15.